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2018.12.12

★Chemical Web News★ ~#006

NEWS

▽▽▽【本日のトピックス】▽▽▽
̻(モビリティ産業)
┗東レ、自動車エアバッグ用ナイロン66原糸・基布の価格を改定(2018/11/15)
┗横浜ゴム、高強度・高弾性ウレタン系接着剤の基礎技術を確立(2018/11/20)
┗昭和電工、レアアース磁石合金研究開発事業の譲渡契約を締結(2018/11/27)

◆【電 子 産 業】
┗東洋インキ、白内障対応カラーマネジメントソリューションを提案(2018/11/28)
┗帝人、ウェアラブルデバイスの研究開発・デザインを手掛けるエリタックB.V.の株式取得(2018/12/5)

◆【フ ァ イj ン】
┗JXTGエネルギー、透明ポリイミド用原料を販売開始(2018/12/3)
┗東レ、マレーシア子会社におけるABS樹脂の生産能力増強を決定(2018/12/6)

 

 

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モビリティ産業
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▽▽東レ、自動車エアバッグ用ナイロン66原糸・基布の価格を改定(2018/11/15)▽▽

東レは、エアバッグ用原糸・基布の主原料ナイロン66ポリマーが、
粗原料アジポニトリルの供給不足を背景として世界的に需給が逼迫していることを理由に、
自動車エアバッグ用ナイロン66原糸及び基布の価格を改定することを発表した。
値上げ幅は原糸重量ベースで130円/kgとなっており、
2018年12月出荷分から値上げを実施する。

東レ、自動車エアバッグ用ナイロン66原糸・基布の価格を改定(2018/11/15)

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▽▽横浜ゴム、高強度・高弾性ウレタン系接着剤の基礎技術を確立(2018/11/20)▽▽

横浜ゴムは、高い強度と優れた弾性を両立した
2液型ウレタン系接着剤の基礎技術を確立したと発表。
本技術を、自動車構造用接着剤の開発や、
過酷なヒートサイクルにさらされる電子機器をはじめとした工業用接着剤など
多用途の接着剤開発に応用していくとしている。

横浜ゴム、高強度・高弾性ウレタン系接着剤の基礎技術を確立(2018/11/20)

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▽▽昭和電工、レアアース磁石合金研究開発事業の譲渡契約を締結(2018/11/27)▽▽

昭和電工は、レアアース磁石合金の研究開発事業を、
2019年1月末を目途にTDKへ譲渡することについて合意し、譲渡契約を締結した。
EV(電気自動車)の普及進展が磁石需要の世界的な大幅増をもたらすと予想され、

用途にあわせた合金開発を含めた磁石開発の早期化が求められている状況のもと、
高性能希土類磁石の製品化や、ハイブリッド自動車・電気自動車用製品の開発などの
スピードアップを図る目的から、同社の技術・研究開発機能をTDKへ譲渡することとした。
なお、技術・研究開発機能譲渡後も、昭和電工が秩父事業所で行っているレアアース合金の製造は継続する。http://www.tpc-rm.com/cwn/597/?41c181212

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電 子 産 業
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▽▽東洋インキ、白内障対応カラーマネジメントソリューションを提案(2018/11/28)▽▽

東洋インキは、11月28日から東京ビッグサイトにて開催される
「JANPS2018 第23回新聞製作技術展」にて、
カラーマネジメントソリューション「Chiarossier(キャロシエ)」を用いた白内障対応技術を発表。
「Chiarossier(キャロシエ)」は、同社の包括的なカラーマネジメントソリューション。
デジタルカメラで撮影したRGB画像に、プロファイル作成技術を盛り込むことで、
鮮やかなCMYK画像に変換する。白内障者への検証実験で、同技術よって画像の彩度を向上させ、
標準的な色分解による印刷画像よりも識別しやすくなることを確認した。

東洋インキ、白内障対応カラーマネジメントソリューションを提案(2018/11/28)

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▽▽帝人、ウェアラブルデバイスの研究開発・デザインを手掛けるエリタックB.V.の株式取得(2018/12/5)▽▽

ウェアラブルデバイスの研究開発・デザインを手掛けるオランダのスタートアップ企業、
エリタックB.V.の発行済み株式の20%を取得。
素材サプライヤーとしての知見と技術を活用する。
エリタックB.V.は、触覚から脳に情報伝達する
革新的なウェアラブルナビゲーションシステムを開発している。
帝人の重点領域の1つである「安心・安全・防災ソリューション」において、
災害対策・社会インフラ整備などの用途に向けた事業展開を進める。

帝人、ウェアラブルデバイスの研究開発・デザインを手掛けるエリタックB.V.の株式取得(2018/12/5)


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フ ァ イ ン
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▽▽JXTGエネルギー、透明ポリイミド用原料を販売開始(2018/12/3)▽▽

JXTGエネルギーは、透明ポリイミド用原料
「ENEHYDE(エネハイド)TM CpODA」の販売を開始した。
高い耐熱性・強度を有するポリイミドは、電子材料や航空宇宙等の分野において
絶縁材料として活用されており、昨今はフォルダブル(折り畳み型)スマートフォン向けに、
折り曲げが可能なディスプレイ用フィルムの材料として注目されている。
同社は、フォルダブルスマートフォンの販売開始が目前に迫る中、
従来品のような黄褐色を帯びない透明ポリイミドのニーズが拡大していくと見込み、
独自の分子構造を有する本製品を開発。本製品を使用することにより、
ポリイミドが本来持つ耐熱性・強度に加え、
無色透明なフィルムの製造が可能になるとしている。

JXTGエネルギー、透明ポリイミド用原料を販売開始(2018/12/3)

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▽▽東レ、マレーシア子会社におけるABS樹脂の生産能力増強を決定(2018/12/6)▽▽

東レは、Toray Plastics (Malaysia) Sdn. Berhadで製造・販売するABS樹脂
「トヨラック」の生産能力増強を決定した。
世界シェアナンバーワンの透明グレード拡販に向けて、
年産75,000トンの生産設備を増設し、2020年11月の稼働開始を目指す。
これにより、マレーシア子会社における生産能力は年産425,000トンとなり、
千葉工場とあわせたグループ全体の生産能力は年産497,000トンまで拡大することになる。
http://www.tpc-rm.com/cwn/6055/?41c181212