美容・化粧品
第160回は、2026年1月30日発刊の『2026年 炭酸コスメの市場分析調査』です!
炭酸を訴求したスキンケア、ヘアケア、ボディケア、メイクアップを対象に、大手から新興まで幅広いブランドを調査している。また、分野別・種類別・価格帯別・チャネル別などさまざまな角度から徹底分析。市場動向とトレンドを明らかにし、参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的とした当レポートについて、弊社リサーチャーの中川美貴子に調査のポイントをインタビューしました!
中川美貴子 プロフィール

リサ・リューション事業部 リサーチグループ Beauty & Cosmetics
中川美貴子
—Profile—
2023年の入社以来、主に化粧品分野のマーケット調査を担当。
これまでに、美白スキンケアや通販化粧品市場の調査に携わっている。
日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの資格を取得している。
趣味は音楽鑑賞と推し活で、さまざまなアーティストのライブに足を運んでいる。
―なぜ今回この調査を行ったのですか?
中川:炭酸コスメは1990年代に登場して以降、スキンケアを中心に広がり、その後ヘアケアやボディケアへと分野を拡大しながら定着してきました。この10年で市場規模も着実に拡大しています。
一方で近年は、成長率が鈍化しており、市場が成熟フェーズに入りつつあることも事実です。かつては炭酸であること自体が差別化要因になっていましたが、現在はそれだけでは支持を得にくくなっています。
そのため、今市場で本当に評価されているのはどのような商品なのか、炭酸という素材をどのように設計し、どのように販売しているブランドが伸びているのかを構造的に整理する必要があると感じ、今回の調査を実施しました。
市場規模の把握だけでなく、価格帯別、チャネル別、分野別、商品設計、販促施策まで多角的に分析し、次の企画や戦略立案に活用できる情報を提供することを目指しています。
―なるほど、成熟フェーズに入りつつあるからこそ、構造を整理する必要があったのですね。実際に調査を行って、どのような発見がありましたか?
中川:調査を通じて明らかになったのは、炭酸コスメ市場では”+α”の価値設計が重要になっているという点です。
具体的には、単に炭酸ガスを配合しているという訴求だけでなく、使用シーンの設計や体験価値の打ち出し方が、ブランドの存在感や販売動向に影響していることが分かりました。
例えば、スペシャルケアとして“ご褒美感”を強調する商品や、音・泡・香りといった五感に訴求する商品、高付加価値型の商品などが支持を得ています。
一方で、デイリーケア領域では、時短や多機能性といった合理的な価値を掛け合わせた商品が安定した需要を獲得しています。
価格帯別やチャネル別に整理すると、伸びている領域には一定の傾向がみられ、その特徴は商品設計や販促施策にも反映されています。当レポートでは、こうした構造を体系的にまとめています。

―現在の炭酸コスメ市場では、どのような商品が特に注目されているのでしょうか?
中川:現在注目されているのは、”炭酸を使っている商品”ではなく、”炭酸をどのように体験させるか”まで設計された商品です。
例えば、「melt クリーミーメルトパウダー」は、週に数回のスペシャルケアとして使用する“生炭酸”パウダータイプの商品で、泡立ちや発泡音といったプロセスそのものを楽しめる設計が特徴です。機能訴求にとどまらず、五感に働きかける体験価値を打ち出すことで、他商品との差別化を図っています。
当レポートでは、主要40商品を一覧化し、炭酸に関連する特徴を整理するとともに、デイリー/スペシャル、機能的価値/情緒的価値の2軸でポジショニングマップを掲載しています。競合の立ち位置や市場の空白領域を把握できる点も特徴です。
―今回の調査のここに注目してほしい!というポイントがございましたら、ぜひお聞かせください。
中川:本レポートは、炭酸コスメを単独テーマとして体系的に整理した新規テーマの調査である点がまず大きなポイントです。
特に注目いただきたいのは、炭酸市場を多角的な切り口で分析している点です。市場規模推移に加え、ブランド別、分野別、価格帯別、チャネル別といった販売構造を網羅的に整理しています。
さらに、代表的な40商品の特徴を一覧で比較できるほか、ポジショニングマップや販促施策の整理ページも掲載しており、”何が売れているか”だけでなく、”なぜ売れているのか”まで読み取れる構成になっています。
成熟市場だからこそ、断片的な情報ではなく、全体像を俯瞰できる資料が必要です。本レポートは、その基盤となるデータと視点を一冊にまとめている点が強みだと考えています。
―最後に、読者の皆様へメッセージをお願いします。
中川:炭酸コスメ市場は、今後も一定の成長が見込まれる一方で、差別化がより難しくなるカテゴリーでもあります。
今後は、炭酸を配合すること自体ではなく、どのような使用シーンを設計し、どのような体験価値を提供するのかが、ブランドの成否を左右すると考えられます。
本レポートでは、市場規模やシェアデータに加え、商品設計や販促動向まで整理していますので、炭酸カテゴリーでの新規参入やリニューアル、ポジショニング再検討の際の実務資料としてご活用いただける内容となっています。
無料試読も承っておりますので、ご関心がございましたらぜひお問い合わせください。

―本日は貴重なお話をありがとうございました。
さて、今回インタビューした「2026年 炭酸コスメの市場分析調査」レポートは絶賛発売中です。
ご興味がございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。
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