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2022.05.24

リサーチャーに聞く! 新刊マーケティングレポート調査のポイント

PRESS

FOOD & DRINK

現在、TPCではプラントベースフード(PBF)の調査に力を入れております。これまでに複数の市場調査レポートを発刊しているほか、2月にはTPC初となるプラントベースフードの消費者調査レポートを発刊しました。この記事では、プラントベースフードの消費者調査レポートについて、弊社リサーチャーの水上創に調査のポイントについて伺いました!

 

 

水上 創プロフィール

リサ・リューション事業部 ソリューショングループ Health&Food
係長 水上 創
—Profile—
入社当時から、Food & Drink分野でマーケット調査と消費者調査を担当。
これまで多くの調査企画を提案し、実査を行っている。
近年では、マーケットと消費者ニーズの両面から今後の将来展望を分析する新たな調査レポートを確立し、
複数のテーマを発刊している。


―今回PBFをテーマにした調査とのことですが、現在のPBF市場の課題は何だと考えていますか?

水上:「企業の視線は熱いけれども、消費者はそこまで熱くない…」という、PBFに対して企業と消費者でギャップが生じているのが課題だと考えています。近年、自社の健康戦略や環境戦略、フードテックの観点から企業のPBFに対する注目度は高まっていますが、消費者にはまだまだPBFの魅力が伝わっていないのでは?企業は魅力を伝えているのだけれども、実はその伝え方が良くないのでは?と思っております。

 

―そういった課題があるのですね。そういった課題がある中で、なぜ今回この調査を行ったのですか?

水上:TPCでは、これまでPBFに関する調査を複数行っていますが、どんな人たちがPBFを食べているのか?そこにはどんなニーズがあるのか?PBFに対するボトルネックは何か?など、消費者の実態、ニーズについては分からないことだらけでした。また、お客様からも消費者ニーズが把握できないというお声をたくさんいただいていたので、PBFの課題解決のためには、TPCが全体的な消費者ニーズを明らかにしなければならないと思い調査を行いました。

 

―なるほど。そういった背景があったのですね。こちらの調査は調査済みと伺っておりますが、
 こちらのインタビューをご覧の方に、少しだけ今回の調査で何が明らかになったのか教えていただけますか?

水上:今回の調査では、PBFのロイヤルユーザー層、一般ユーザー層、離脱層、関心層の4つのユーザー層を対象に調査を行ったのですが、今回、面白いなと思った部分を少しだけご紹介します。調査をする前はPBFのロイヤルユーザー層って、ヴィーガン対応のものでないといけない、環境に配慮されたものでないといけない、
といった厳格なニーズがあるのかなと思ってました。ところが、実際はそこまで厳しい目を持つ人はおらず、PBFをおかげで食事の選択肢が増えた、PBFは話のネタにもなるので感想を他者に共有したくなる、といったPBFを取り入れた食生活を楽しんでいる傾向にありました。さらに、ロイヤルユーザー層の4割以上がPBFは野菜の代わりになると考えており、約6割が普段の野菜料理にはない魅力をPBFに感じていることが分かったのも新たな発見でした。

 

―なるほど。それは新たな発見ですね。それでは最後に今回の調査のここに注目してほしい!というポイントがございましたら、是非ともお聞かせください。

水上:改めて、今回の調査はPBFに対して4つのユーザー層を対象とした調査となります。各ユーザーのニーズを比較することで、各ユーザーの特徴的なニーズやボトルネックになっている点は何か、あるいは全ユーザーの共通して言えるポイントは何かを分析しています。今回はロイヤルユーザー層のお話しを少ししましたが、
それ以外のユーザー層も見ていただきたいポイントはたくさんあります。現在のPBF市場のユーザー層を理解するにはうってつけのレポートとなっているので、現在市場に参入している方だけでなく、これから市場参入を考えている方を含め、たくさんの方にレポートをご活用いただけますと幸いです。

 

―貴重なお話しありがとうございました。今回インタビューした調査レポートは絶賛発売中です。ご興味がございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。

 


コンシューマーレポートNo.315
「プラントベースフードの摂取実態とニーズ」
―将来のユーザー人口は約3,000万人!PBFのニーズをユーザー別に徹底分析―