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2022.11.22

リサーチャーに聞く!#22 『2022年 スキンケアのアイテム別ニーズ分析調査』調査のポイント

PRESS

BEAUTY

第22回は2022年10月14日に発刊した『2022年 スキンケアのアイテム別ニーズ分析調査』です!女性のスキンケア実態を、クレンジング・洗顔料・化粧水・乳液・美容液・クリーム(ジェル・ゲル含む)・オールインワン・シートマスク・日焼け止め(顔用)の9アイテムごとに深掘りした同レポートについて、弊社リサーチャーの今奥絵梨花に調査のポイントについてインタビューしました!

 

 

今奥 絵梨花 プロフィール

リサ・リューション事業部 ソリューショングループ Beauty

主任 今奥 絵梨花

—Profile—
2017年に入社後、健康食品などヘルスケア領域のマーケット/コンシューマー調査を担当。
現在は化粧品領域において、主にスキンケア関連のコンシューマー調査や企業のマーケティング相談への支援、コンサルティングなどを担当している。
趣味は舞台・ミュージカル鑑賞やライブに行くことで、休日はたまに東京にも遊びに行く。
予定のない日は家で過ごすことが多く、体力をつけるために最近は筋トレを始めた。

 


―なぜ今回、スキンケアのアイテム別に特化した調査を行おうと思ったのですか?

今奥元々弊社では、「女性の美容に関する意識・実態調査」という定点調査を行っており、スキンケアの全般的な実態についてはそちらで把握できるようになっていました。しかしレポートをご活用いただいているお客様から、「クレンジング・洗顔料などの洗浄系アイテムに特化したデータが見たい」や、「美容液の使用実態をさらに深掘りできないか」など各アイテムにより特化したご要望をいただくことが増え、今回、スキンケアで主に使われる9つのアイテム別(クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液、美容液、クリーム、オールインワン、シートマスク、日焼け止め)にフォーカスした調査を企画するに至りました。

 

―今回アイテムごとに特化した調査を行ったことで、お客様にとってはどのようはメリットがあると考えられていますか?

今奥やはり今回の調査の一番大きな特徴として、ほぼすべてのデータを「特定のスキンケアアイテム」という軸に絞って見られるようにしていることが挙げられます。
例えばクレンジングならどんな剤型を使っているのか、重視ポイントはなんなのか、ブランドはどれを使っているのか、
アイテムを使う時によく意識されている肌悩みや、相性の良いアイテムはなんなのかというように、特定のアイテムに関連する一連のデータを把握いただけるようになっている点がこれまでのレポートとは異なる部分です。

弊社がすでに保有しているデータにて「スキンケア全般の意識・行動実態」は分かるようになっていますが、
今回アイテムごとの使用実態をより深掘りしたことで、どんな女性がどんなアイテム・ブランドをどのように使用しているのか、といったリアルなスキンケアの実態まで浮かび上がるようになっています。

お客様にとっては、特定のアイテムの開発やリニューアル、シリーズラインナップの追加など、具体的な商品企画・開発のタイミングでこのような調査レポートを活用されることが多いかと思いますので、実用性の高いデータになっているのではないかと思います。

 

 

 

―なるほど。確かに具体的な商品開発を考えられているお客様にとっては、アイテムごとのデータが充実していることはありがたいですね。
しかしスキンケアのアイテム全ての深堀となると、データ量も膨大そうですが・・・。調査を行う前に、「こんな風に活用してもらいたい!」というイメージはなにか持っていたりしましたか?

今奥実際、ご購入いただきましたお客様からは「データが膨大でどう活用したらいいかわからない」などといったお言葉をいただくこともありました・・・(笑)
そのため、少しでもイメージを持っていただきやすいよう、レポート内では例を用いていくつかの分析パターンをご紹介しております。

例えば「普段のメイクの濃さとクレンジングの使用剤型に関係性はあるのか?」や「百貨店でスキンケアを購入する女性が重視するポイントはドラッグストアのユーザーと違うのか?」など、スキンケアに関して浮かび上がった様々な仮説や問いに対して仮説検証をしていただけるような設計となっております。

もちろんスキンケアに関する基礎データとしてご活用いただくこともできますが、色々な仮説を持ったうえで質問同士を掛け合わせて検証する…といった使い方をしていただくことで、当レポートの真価がより発揮されるのかなと思います。

ターゲットや商材、チャネルなどお客様それぞれでフォーカスしたいデータも異なるかと思いますが、調査票ではその点幅広く網羅するようにしていますので、使えるデータが必ず見つかるのではないかと自負しております。

また、もう一つのアピールポイントとしては、毎回ご好評いただいているクラスター分析も面白い結果となりました。
今回はアイテムごとに使用ブランドなども聴取していますので、クラスターごとのペルソナ像もよりリアルに具体化されております。ぜひ注目いただきたいポイントです。

 

 

―色々な方に活用いただけたらうれしいですね!では、最後に一言お願いします。

今奥今お持ちの課題やデータの活用イメージなど、お悩みの点は実際にレポートをご覧になっていただきながら
一緒にディスカッションのうえ、ご提案などさせていただければと思います。お気軽にオンラインミーティングでのご試読をご活用ください。

 

 

 

 

―貴重なお話しありがとうございました。今回インタビューした調査レポートは絶賛発売中です。ご興味がございましたら是非とも弊社にお問い合わせくださいませ。

 

コンシューマーレポートNo.325
2022年 スキンケアのアイテム別ニーズ分析調査
『クレンジング』から『日焼け止め』までスキンケア9アイテムの使用実態・ニーズを徹底分析!